【酔っ払いトーク③】ソユ「SISTARの解散、それぞれの意見を尊重した結果」
2018年2月2日公開/キム・ヨンジ記者(日刊スポーツ)
昨年、SISTARが解散しました。今後の活動に可能性を残す形ではなく、解散を選んだ理由は?
みんな、「解散しなくちゃ」「他の事務所に行かなきゃ」という気持ちでそうしたわけではありません。契約期間が終わって、私たちはもう幼くはないじゃないですか。それぞれやりたいことがあるかもしれない。「それぞれの意見を尊重した」というのが一番ぴったりな表現だと思います。自然と下した決断ではありませんでした。解散して各自やりたいことをすることもできるし、解散せずにそれぞれすることもできた。でも、意見をみんな尊重して、いろいろと話し合った結果、そう決定することになりました。拍手を浴びられるうちに去りたかったんです。お互いが嫌いだったり、事務所が嫌で下したわけではありません。今後いつでも、いくらでも再結集できますから。そうなったときには新しい姿をお見せしたい。メンバーとは今もよく会っています。明日も会う予定です。SISTARとして長く活動していたので、行動範囲やパターンが似ているので偶然会うことも多いです。誰かが「会おうよ」と言うと、そのとき予定が合うメンバー同士で会うこともあります。
ソユにとってSISTARとは?
わあ..ひさびさに聞く質問です。「つらいから青春だ」という言葉が思い浮かびます。私の青春をすべて捧げたわけじゃないですか。一方ではつらくもありました。良い形で解散しましたが、だからといって「ああ幸せ」と締めくくることはできません。(解散後、SISTARのことを)思い浮かべると涙が出そうになることもあります。最後の音楽活動中によく耳にしたのが「ストイックだ」という言葉でした。解散するのに涙を流さないガールズグループは君たちが初だと周りに言われました。メンバー同士、「最後まで舞台の上ではクールな姿を見せよう。楽しくて明るいステージで締めくくろう」と話していました。何度も泣きそうになりました。最後の活動でSISTARのメドレーを披露したのですが、Lonelyは悲しい歌だから悲しい気分になることもあるけど、楽しい歌を歌いながら泣くわけにはいかないじゃないですか。でもファンたちが目の前でわんわん泣いているんです。歌いながら目が合ったのですが、心が痛みました。なので、後ろを向く動作のときぐっと涙と堪えました。ダンサーたちも、デビューからずっと一緒だったので泣いていました。なのでお互い「泣かないで」と声をかけながら締めくくりました。音楽番組のエンディングでメンバー同士ひっついて立っていなかったのは、誰か一人が泣いたらみんな泣き出してしまう、でも泣きそうだからわざとお互いの顔も見ませんでした。最後までクールな姿を見せたかったんです。今後もこんなグループはないんじゃないでしょうか。「解散して残念だけど、本当にかっこよかった」「私にはとてもできない」と言う言葉はSISTARだけが聞けるのではないでしょうか。
アイドルグループの7年のジンクスについてどのようにお考えですか。
標準契約書が大きな理由でしょう。普通の契約期間は7年だから、6年目くらいになると悩み始める。今後の方向性や活動について。なので自然と決断するようになるんだと思います。
SISTAR解散後、ダソムさんとソユさんだけがSTARSHIPエンタータインメントと再契約しました。
それについては慎重な話なのでどう話せば良いのかわからないのですが。私の立場から言うと、義理でした。あと、私は見た目より本心をあまり伝えられない性格です。7年間一緒に仕事をしてきて、あえて言わなくても私がどんな人間なのか今の事務所はよく知っているじゃないですか。私は乗り物酔いがひどいので車で眠れません。そういった細かいことを仕事のたびに最初から話すのは簡単ではなさそうで。また、SISTARを作った事務所はやっぱり他とは違います。事務所に対する私の気持ちも違いますし。18歳の時に入った事務所ですから。
どのような先輩歌手になりたいですか?
後輩がつらくて悩みがある時、気楽に連絡して打ち明けられる先輩になりたいです。私がつらい時に連絡していたのはペク・ジヨン先輩。K.Will先輩も私の話をよく聞いてくれます。
寄付も継続的にしていますね。
みんなで意味のある、良いところにお金を使えばいいじゃないですか。
ソロミュージシャンとしてしてみたいことと計画は?
たくさんあります。音楽的に多様なことに挑戦したいです。初のソロアルバムの準備をしながら考えていたのですが、一人だと欲深くなってしまいがちだけど、欲を捨てることがより重要だと思うようになりました。ソロ歌手だからできることは多いけど、どのような姿をお見せするのがいいのかと深く悩みました。考慮しなければいけないことが多くて。適切な選択と決定をするためには、欲を捨てなければいけないと思います。これからは、竹のように丈夫で真っ直ぐだけど、同時に柔軟かつ自分でコントロールのできる活動をしたいです。ソロ歌手としてお見せしたい、やりたいことは本当にたくさんあります。これからも楽しみにしていてください。